ピアノとウェルビーイング研究所
Institute for piano and well-being

所長

設置期間

令和5年4月1日~令和8年3月31日

研究テーマ

日本のピアノ製造のシェア100%を占め、世界シェア第1位および第2位のピアノ製造企業を擁する静岡県の国立総合大学として、地元のピアノ製造メーカーやピアニスト、調律師と連携をとりつつ、ピアノ文化振興・ウェルビーイングに資する学際的・地域連携型の研究を行う。

研究概要

<研究の目的>
静岡県は日本の3大楽器メーカー(ヤマハ株式会社、株式会社河合楽器製作所、ローランド株式会社)を擁し、日本のピアノ製造の100%を占めている。世界的に見てもYAMAHAと河合楽器が、それぞれピアノ製造シェアの第1位と第2位に位置し、両社のピアノの品質の高さについては、ショパン・コンクールにおける使用楽器として指定されるなど、揺るぎ無い評価を得ている。数ある楽器の中でもピアノの演奏者・愛好家の裾野は広く、ピアノの持つ芸術的価値、さらに広く人々のウェルビーイングに資する力には実に大きなものがある。
本研究所は、静岡県に存する唯一の国立総合大学としての強みを活かし、地元の楽器メーカーやピアニスト、調律師との連携を図りつつ、領域横断的にピアノにまつわる研究を行い、ピアノ文化の振興、ピアノを通した音楽とウェルビーイングに資する価値の創造を目指すものである。
 具体的には以下のアプローチを予定している。
 1. ピアノの工学的探究・音響学的探究
 2. ピアノ演奏にまつわる脳神経科学・運動生理学的研究
 3. ピアノとライフステージについての研究
 4. ピアノのマーケティング・サステナビリティについての研究
 5. ピアノ演奏法の研究
 6. ピアノ教育法の研究
 7. ピアノのアマチュアについての研究
 8. ピアノと音楽療法についての研究
 9. ピアノと諸芸術の関連についての研究
 10.世界各都市のピアノ文化の比較研究

★活動実績報告

・令和5年4月1日~令和6年3月31日(一年目)