所長
設置期間
令和2年4月1日~令和5年3月31日(期間終了)
研究テーマ
未利用及び廃棄バイオマスからクリーン燃料の革新的生産及び利活用技術の研究開発
研究概要
静岡大学で開発した膨張液体抽出法を、米糠やヒマワリ油抽出残渣等の農業廃棄物からの燃料油抽出に適用し、アフリカやアジアの無電化地域でのバイオマス発電の実用化に向けた基盤技術の研究開発を行う。
得られた燃料油は発熱量が高く、リンやワックス等の不純物濃度が低いので、精製なしにディーゼル発電用燃料として地域の電力供給に資すると共に、マイクログリッドシステムの実証試験を通じて地域の電力需給に係る課題を明らかにし、その解決を目指す。
更にタンザニアにおいて燃料油の生産に適した油糧植物を探索し、有望植物の油分量と油分組成を測定する。
そして環境・経済性評価により、タンザニアにおける本事業の成立性を見極めると共に、広く他のアフリカ諸国や東南アジアの無電化地域への展開を目指す。
★活動実績報告
・令和4年4月1日~令和5年3月31日(三年目)
・令和3年4月1日~令和4年3月31日(二年目)
・令和2年4月1日~令和3年3月31日(一年目)