カーボンリサイクル技術研究所
Institute for Carbon Recycle Technology

所長

設置期間

令和3年4月1日~令和6年3月31日

研究テーマ

「2050年カーボンニュートラルに伴うグリーン成長戦略」(令和2年12月)を実現するために、産業プロセスから排出されるCO2の低減化(回収)と資源化(再利用)を図る物質変換技術の開発とその実用化を目指す。

研究概要

産業プロセスから排出される温室効果CO2ガスの削減と、その資源利用を図る化学的な触媒変換システムに関する工学技術の開発と社会実装化について研究する。
この研究所では、我国が世界に向けて発信したCOP21の約束草案の実現と、2050年度までのCO2実質ゼロ宣言に貢献する社会実装化を見据えた工学技術の開発を目的とする。
具体的な研究活動指針は、以下の4つ
1.メタネーション反応を利用したCO2ガスのCH4への資源化
2.CH4のドライ改質反応による合成ガス(CO+H2)の製造(C1化学産業の原料)
3.合成ガスからの有用化学物質の製造に関した工学技術の開発
4.触媒変換時に炭素を固体形で捕集する通常のCCS技術にはない高い利便性をもつカーボン捕集技術の開発。なお、捕集カーボンは機能性材料として活用することも調査する。

★活動実績報告

・令和4年4月1日~令和5年3月31日(二年目)
・令和3年4月1日~令和4年3月31日(一年目)