センサー情報処理研究所
Laboratory for Sensor Information Processing

所長

山本 泰生(静岡大学/情報学部/准教授)

設置期間

令和7年4月1日~令和10年3月31日

研究テーマ

1. スマート製造分野等の人行動を対象とするセンシングと行動認識モデル,統計分析手法の開発ならびに産学連携課題の推進
2. 天文,気象,海洋等の自然科学分野で扱われる大規模センサー情報の管理,時系列予測,異常検知法の開発
3. 連合学習やドメインシフトなど、機械学習モデルを実問題に継続的かつ安定的に適用するための汎用技術の開発

研究概要

<研究の目的>
本研究所では観測対象のセンサー情報から新しい価値や知識を生み出す情報処理技術を扱う.ヤマハ発動機-静岡大学との包括連携に基づく共同研究講座 (スマートファクトリ) で取り組んできたスマート製造分野のコミュニティを深化させ,現場に根差した産学連携の研究テーマを推進する.例えば,製造,医療,健康分野で対象とされる複雑多様な人行動を理解するためのセンシング技術や行動認識モデル,統計分析法を開発する.また天文,気象,海洋等の自然科学分野で扱われる大規模センサー情報をリアルタイム処理するためのデータ管理技術や時系列予測,異常検知法を開発する.さらに連合学習やドメインシフトなどの機械学習モデルを実問題に運用するための要素技術を開発する.