所長

田上　陽介（静岡大学／農学部／准教授）

設置期間

令和5年10月1日～令和8年9月30日

研究テーマ

その多様性から多くの利用可能性を秘めている昆虫を、科学的に捉え最先端の研究・アウトリーチ活動を行う

研究概要

＜研究の目的＞
亜熱帯から亜寒帯まで様々な気候区分を持つ日本では多様な昆虫が生息し、それらの多様性から、昆虫は生物学的にも、その応用的にも優れた研究対象となっている。しかし、その多様さゆえに研究分野が広まりすぎ、連携の難しさも生じている。そこで当研究所では分野間の連携に主眼を置き、昆虫の生物学的理解を深め、得られた特徴を応用していくための昆虫学の様々な分野を融合した最先端の研究を進める。加えて昆虫科学の醸成のための人材育成を目標として掲げる。
研究としては、昆虫の生態、発生、形態、進化などの生物学的理解を行い、それらを研究者間で連携・応用し、昆虫利用、害虫防除、雑草防除、木質開発などを行う。
また、昆虫を様々な側面から利活用し、加えて昆虫科学の魅力を伝えそれを担う人材育成を目標として掲げる。