セルロース循環経済研究所
Research Institute of Cellulose Composite Material for Circular Economy

所長

設置期間

令和5年6月1日~令和8年5月31日

研究テーマ

循環経済の実現を目指したセルロース/樹脂複合材料の開発

研究概要

<研究の目的>
脱炭素社会の実現には、材料、エネルギー、情報分野等でのイノベーティブな開発が必要である。材料分野においては、カーボンニュートラルな材料して天然繊維やセルロースナノファイバー(CNF)をポリオレフィン系樹脂と複合化したセルロース系樹脂複合材料に期待が集まっている。
静岡県は、自動車部品へのセルロース系樹脂複合材料の活用に必要な産業(製紙、化学、機械、自動車産業、リサイクル産業等)が集積していることから、他県に比べて大きなアドバンテージを持っている。この優位性を活かし、原料から製品化までを企業との連携による研究開発を行い、さらにリサイクル性、廃棄等に関する課題を明確化し、社会実装に向けた具体策の検討を行う。
本プロジェクト研究所では、①セルロース系樹脂複合材料の開発、②社会実装に向けたリサイクルシステム等の検証、③県産パルプ活用に向けた経済システム等の検証を3つのテーマとして取り組む。

★活動実績報告

・令和5年6月1日~令和6年5月31日(一年目)